失血性貧血
失血性貧血とは、
体内の血液が不足して貧血状態になる症状のことです。
交通事故や出産、手術など急に大量の出血が起こることで起きる
急性失血性貧血と、痔や胃潰瘍・子宮筋腫など長期的に少しずつ出血する
慢性失血性貧血があります。
血友病や白血病、血小板減少などといった血の止まりにくい疾患に罹っている人は、普通の人ならかすり傷程度で終わってしまう外傷でも大出血になって、急性失血性貧血を引き起こすこともあります。
また内臓に起った腫瘍が原因で出血が起こり、気づかないうちに慢性出血性貧血になる場合もあります。
一般的な症状は、血液が減って赤血球が不足しますので、顔が青白くなったり、体温が低下したり、ひや汗が吹き出てきたりすることがあります。
出血の量にもよりますが、
慢性出血であっても出血の量が多くなると命にかかわる場合があるので、早めの治療を心がけてさい。
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