貧血と肩こり
貧血と肩こりは関係があるのでしょうか。ほとんどの肩こりに共通しているのは、
筋肉疲労による疲労物質の蓄積です。
肩こりは、首から肩にかけての筋肉のこわばりや筋肉疲労によって起こる症状の総称ですが、この症状は人によってはだるい感じであったり、こわばり感であったり、痛み、頭痛やめまいをともなったりすることもあります。
肩に負担をかけることで、筋肉への血液の循環がとどこおり、酸素の供給が十分に行われなくなって、筋肉内に疲労物質がたまってきます。
筋肉に疲労物質がたまると、弾力性を失い固くなります。これが筋肉のこわばり感で、コリやだるさを感じてきます。
貧血の方に肩こりの症状を訴える人は多く、鉄剤投与などによって貧血が改善されると、肩こりの症状も一緒に消えていくというケースがほとんどです。
肩こりの原因にはさまざまなものがありますので、必ずしも貧血を治せば肩こりも治るとはいえませんが、
貧血が肩こりを招きやすいのは間違いのないことです。
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