貧血の原因と予防法

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巨赤芽球性貧血（きょせきがきゅうせいひんけつ）とは、赤血球をつくるために必要なビタミンＢ１２や葉酸の欠乏によっておこる貧血です。

巨赤芽球性貧血の症状は、動悸や息切れ、めまい、脱力感などの一般的な貧血の症状のほか、無力感や全身倦怠がおこることがあります。

ビタミンB１２が欠乏すると舌がピリピリとしたり、下肢の感覚が鈍くなったりすることがあります。

普通の食事をしていればビタミンＢ１２欠乏が起こることはほとんどありません。ビタミンＢ１２の欠乏は、吸収を妨げる病気などがある場合に起こってきます。

ビタミンＢ１２が不足している場合は、ビタミンB１２の注射で症状が改善できます。

葉酸は妊娠や悪性腫瘍などで、葉酸の需要が増大したときに欠乏しやすくなります。

また　お酒を飲むときにつまみをあまり食べずにアルコールだけ摂取していると葉酸が欠乏してきますので注意が必要です。

葉酸が不足いている場合は、内服か注射で葉酸を投与するのが一般的です。

いずれにせよ専門医を訪れて診断を受け、すみやかに適切な治療を行いましょう。